トライオートETFとは、インヴァスト証券が提供しているETFの自動売買ツールのこと。
店頭CFDの方法を用いて国内外のETFを手動・自動売買してくる超便利ツールです。
今回はトライオートETFの、特徴から評判に加えメリット・デメリットまで徹底解説!
トライオートETFに興味を持つ人の、参考になれば嬉しいです^^
もくじ
トライオートETFの評判
トライオートETFをツイッター等で調べてみると、さまざまな内容の投稿がありました。
10月15日から20日まで
自動売買損益
トライオートFX 79,339円
トライオートETF 54,250円 #トライオートFX#トライオートETF #インヴァスト証券 pic.twitter.com/I2pgKksmwa— あかおのぶ (@sakurasaku902) 2018年10月19日
3連休後の米市場は高値を維持。
ナスダックに投資している理由は
もちろん収益率の高さもあります。ただ個人的には、米経済の成長性を
テクノロジー株が更に押し上げると
考えてるのが大きな理由です。右肩上がりの未来なら、
退場さえしなければ勝てます。😇 pic.twitter.com/4qtxFkKZd5— GON@投資&チャレンジ魔 (@blueblueyuu) 2018年9月5日
トライオートETFで6月1日から今までの収益62,972円。11日からはじまったナスダック100トリプルライジングがけっこういい感じ。 #トライオートETF #株式投資 #自動売買 #投資 #ナスダック100トリプルライジング pic.twitter.com/g8FiQWMzFg
— miu@資産運用中 (@mmmlabo) 2018年6月13日
大暴落が起こるとヤバそう..。
目も当てられない。家電製品の値段みたいな評価損やめれ(´Д`) #トライオートETF pic.twitter.com/PfZrVZwP8B
— りっきー@それ生。 (@rikilog1) 2018年10月25日
有効証拠金388%
トライオートETF高値掴みし過ぎててつまらない笑
決済されるわけでもなく、金利をひたすらむしり取られてるだけだね…#かしわんち運用レポート #トライオートETF #マネーハッチ #自動売買 pic.twitter.com/r48iacbm9m— かっしー✖️かしわんち。 (@dawasika2017) 2018年10月20日
今回調べたところ、トライオートETFのツイッターでの口コミはまずまずといった感じですね。
2018年10月の大暴落前までは、すごくいい!という口コミが多かったのですが、大暴落があってからはトライオートETFの利用を辞める人もいたし、一旦ロスカットする人、底値でスタートする人など様々。
他にも「負けている」「損失を取り返したい」といった内容のものもありました。
使い勝手の良さや、運用成績の良さ、商品を選ぶだけで資産運用できる手軽さはありましたが、暴落すると利益は出ないのに金利だけがかかっていくというデメリットも浮き彫りになりました。
個人的な感想
私のトライオートETFも、同様に大暴落でマイナスになってしまいましたが、ずっとマイナスが続くわけがないと思うのでそのままロスカットせず保留することにしました。
金利の問題や資金を拘束される問題はありますが、証拠金を多めに用意して放置する作戦で行きます。
個人的には、やっぱり商品を選ぶだけで資産運用できるのは魅力的!
これからもトライオートETFは使い続けていきます(^^♪
ちょっとおさらい。ETFとは?
トライオートETFを説明するの前に、ETFについておさらいしておきましょう。
ETFとは「Exchange Traded Funds」の略語で、日本語に訳せば上場投資信託。
これは通常の投資信託が取引所に上場しており、投資信託と株を合わせたような性質で、一種類の銘柄に投資すれば複数に分散投資することができるようになっています。
ETFの特徴
- 信託報酬が安い
- リアルタイム売買ができる
- 銘柄群ごとに投資ができる
- 国内ETFは信用取引ができる
- 配当金あり
そしてトライオートETFは、店頭CFDの方法も関係するので店頭CFDについても説明しましょう。
店頭CFDとは?
店頭CFDは差金決済取引のこと。
差金決済取引の代表格はFXといった感じですが、カンタンに説明すれば現物のない取引です。
株式投資であれば株式を売れば株券は消えますが、差金決済取引はそもそも現物(株式)がありませんので、消えるという概念はないですね。
店頭CFDの特徴
- 複数の銘柄に投資ができる
- 取引コストは安め
- 少額投資ができる
それでは本題に戻って、トライオートETFの意味をカンタンに説明しておきましょう。
トライオートETFは、国内・海外のETFをCFDを用いて取引ができる、ということです。
次はどのような特徴・メリットがあるのかについて詳しく解説していきましょう。
トライオートETFの特徴とメリット
トライオートETFの特徴とメリットは、以下のような点を挙げられます。
- 自動売買セレクトで、商品を選ぶだけで超カンタンに運用できる!
- 元本に為替リスクはない
- 売買手数料/両替手数料無料
- レバレッジ取引ができる
- 配当を受け取れる
- 自動売買で利益を得られる
それでは、ぞれぞれについてもう少し詳しく解説していきますね。
元本に為替リスクはない
普通の海外ETFは元本の円を米ドルに両替して取引します。
するとETFの元本・損益は米ドル建てのため為替変動で価格が上下します。
つまり、取引結果だけでなく為替の上下まで損益に関係してくるわけですね。
一方、トライオートETFはすべて円建てで取引するため、元本に限っては為替変動は関係ありません。
売買手数料/為替手数料無料
トライオートETFは売買手数料・為替手数料共に無料です。
もちろん口座開設費用や維持費用もまったく発生しません。
ただし、スプレッド手数料はあります。
スプレッド手数料は変動制なので、取引の都度確認するようにしましょう。
トライオートETFのスプレッド手数料はそこまで高くなく、約0.6%程度です。
レバレッジ取引ができる
トライオートETFは最大5倍のレバレッジをかけられます。
FXの経験者は馴染み深いかもしれませんね。
レバレッジ取引は少ない資金で大きなポジションを持てますが、損失が膨らむこともあります。
また、普通の海外ETFはレバレッジ取引ができないためトライオートETFの強みですね。
配当を受け取れる
普通のETFでも配当は受け取れますが、トライオートETFでも同じ。
ただ、トライオートETFはレバレッジをかけたぶんも配当を受け取れます。
同じ資金規模でもトライオートETFのレバレッジ取引をすれば、配当金まで増えるというわけですね。
自動売買で利益を得られる
トライオートETFの自動売買をうまく使えれば、価格の上下の波で利益を積み重ねられます。
ETFは保有し続けるといった人が少なくありませんが、自動売買を繰り返せば保有を続けるよりも大きな利益になるかもしれません。
手動売買ではチャート画面と睨めっこしなければ良いタイミングで売買できないことも多いですが、自動売買を活用すればそういった心配もないでしょう。
トライオートETFのデメリット
トライオートETFのデメリットは、以下のような点を挙げられます。
- 金利調整額というコストあり
- NISA/外国税控除は使えない
- 手動購入の最低単位は10口
気になるデメリットについてもう少し詳しく解説していきますね。
金利調整額というコストあり
金利調整額は午前5時55分を超えてポジションを保有していると支払わなければなりません。
その時点で有効証拠金から自動的に差し引かれますので、新たに入金するという形ではないです。
インヴァスト証券の公式では、以下のような計算式になっていました。
買い建玉= – ( 前週木曜日の終値 * 保有口数 * (Libor + 0.9%) * 付与日数/365※1 )
売り建玉= 前週木曜日の終値 * 保有口数 * ( (Libor – 0.9%) – (3% + カバー先金利) ) * 付与日数/365※1
また、決済時/四半期3・6・9・12の最終取引日に実現損益として証拠金預託額より差し引かれることを覚えておきましょう。
このようにトライオートETFは金利調整額というコストが発生するため、配当狙いで長期保有を第一に考えるべきではありません。
どちらかといえばずっと放置するより、相場によって停止したりメンテしながら運用する投資手法がおすすめです。
NISA/外国税控除は使えない
普通のETFはNISAや外国税控除の税制優遇制度を利用できます。
しかし、トライオートETFはそういったものは使えません。
利益が出ていない場合は関係ありませんが、利益を得られる場合は税金面で不便を感じる可能性はあるでしょう。
手動購入の最低単位は10口
自動売買は1口から購入できますが、手動売買は10口からしか購入できません。
手動売買しか行わない予定の人は、自動売買に比べて資金が必要になることに気をつけましょう。
トライオートETFの自動売買セレクトについて
自動売買セレクトとは、商品を選ぶだけで資産運用してくれる魅力的な機能です。
これは自動売買の設定をするのが難しいと感じる人におすすめのもので、いくつかの選択肢から選ぶといった形になります。
具体的な選択方法は、
- リターン順
- バランス順
- 低リスク順
- 人気順
から表示されたリストから選ぶ形になります。
自動売買ロジック
自動売買ロジックとは、
- 追尾
- スリーカード
- ライジング
- カウンター
の4種類が存在しています。
また、上記のロジック以外に自分で作成することもできます。
ここでは上記3種類について説明しましょう。
追尾
一定のレンジ幅で設定値が同じ連続注文を複数仕掛けている方法です。
このレンジ幅は過去1年間の最大下落幅から算出。
レンジ相場に強いストラテジーになり、損切りの設定はありません。
スリーカード
3タイプの連続注文を組み合わせています。
上昇局面は利益を積み、下落局面は反発を狙う仕組み。
バックテストによって安定した稼働ができるように設定しています。
ライジング
上昇トレンドで大きめの利幅と小幅な値動きで利益を得る2種類の連続注文を組み合わせています。
したがって、上昇局面で強気に利益を積んでいくことをイメージした仕組みですね。
カウンター
カウンターは9月18日にリリースした新しい方式。
カウンター幅の異なる4タイプの連続注文を組み合わせています。
下落後の停滞局面でも利益を積むことができ、下落後の反発(まさにカウンター)を狙う感じですね。
トライオートETFの特徴まとめ
今回はトライオートETFについて解説してきました。
最後にトライオートETFを利用するメリット・デメリットをまとめておきましょう。
トライオートETFのメリット
- 自動売買セレクトが超便利!
- 元本には為替変動リスクなし
- 売買手数料/為替手数料無料
- レバレッジ取引可能
- 配当の受け取り可能
トライオートETFのデメリット
- 金利調整額のコストあり
- NISA等の税制優遇面はなし
- 手動購入は10口で自動購入より資金が必要
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結論としては、トライオートETFは長期的に保有したり配当を狙ったりすることに適したものではなく、どちらかといえば短期的に利益を積み重ねていく。
もしくは証拠金をがっつり用意して、放置で運用するのがいいですね。
運用成績は、めちゃくちゃいいので使わないのは勿体ないです!
私は後者で、暴落が来てもジタバタせず放置で運用していきます。
特に投資初心者さんには、商品を選ぶだけなのでおすすめです(^^♪
トライオートETFに興味がある人のは、まず始めてみるといいですよ!
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今後の運用実績を報告していくので、参考にしてみてください♪
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