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【総集編】株や資産運用が成功する具体的な5ステップ

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「投信が資産運用の入門に最適」とか「FXで資産運用を始めよう」とか様々な情報がネットにあふれています。でも、金融機関に騙されて間違った方法で資産運用に失敗したくないし、そもそも資産運用って何をどうすればいいのだろう?って思いませんか?

初心者さんの疑問

・資産運用って、そもそも何?
・単に余剰資金の範囲で株を売買するだけでいいの?
・銀行の窓口で売れ筋「おすすめ」投資信託を買えばいいの?
・毎月お給料から5万円天引きで投資信託を40年間積み立てれば退職時に1億円の資産になる?

など、「本当にこれでいいのか?」って疑問は尽きませんよね。

ここでは失敗しない資産運用、どうすれば退職時までにしっかりした財産を作り、豊かな老後が送れる方法をお話ししていきます。だって誰でも「下流老人」になんてなりたくないですからね^^

 

資産運用のステップ

個人投資家の資産運用とは、毎月のお給料を株や投信などの金融商品に投資し、資産残高を積み上げていくことです。そして、退職時にはまとまった金融資産があれば、楽しく豊かな老後を享受することもできますよね?

そのためにはある程度の勉強と経験が必要ですが、それはそれほど難しいことでも、特別な技術を要することでもないのです。そのステップをやさしく説明しますので、少しの間、おつきあいくださいね。

≪ステップ1 非常時の蓄え≫
まず初めに、非常時に取り崩す現金を分けておいておく。

≪ステップ2 投資資金の貯蓄≫
毎月の労働収入の中から、資産運用に回す資金を貯める。

≪ステップ3 金融商品の購入≫
四半期など一定期間ごとに、
その貯まった資金を定期預金と株に分けて投資する。

≪ステップ4 コア運用≫
コアサテライト運用手法を応用して、コア銘柄を決める。

≪ステップ5 サテライト運用≫
コアサテライトのサテライト運用もどうするか決める。

 

ステップ1 非常時に取り崩す現金を分けておく

これは病気になったり失業したりなど、非常の時に備えとしてある程度の現金を手元に分けておいておくステップです。毎月安定したお給料が入ってくる公務員や大企業の正社員の方と、フリーランスや派遣社員で、3ヶ月後には失業してるかも? 新しい仕事が見つかるのに3ヶ月くらいかかるかも?って方とでは必要な蓄えが違います。

 

一般的には、毎月必要な生活費の3ヶ月分から半年分くらいがその蓄えの目安ですが、ここは自分の仕事の安定性、毎月の必要経費、そして失業時にすぐ次が見つかるかどうか?を各人で吟味してください。毎月生活費で20万円使う方は、100万円くらいあれば足りるかもしれませんし、あるいは心配性で、500万円くらい手元に現金がないと不安で夜も眠れない(笑)人もいるかもしれません。

 

また、3ヶ月後には子供の進学で入学金が100万円必要、って人もいそうですよね? この場合の100万円は「非常時の蓄え」ではなく、近い将来の必要資金なので、しっかり現金で置いておきましょう。間違っても株の元金にして増やそう!って思わないでくださいね。

 

非常時の蓄えは、基本的には使わない安全弁なので、銀行の定期預金に預けっぱなしでOKです。そして突然非常事態になった場合(会社がいきなり倒産して、給与が支払われなくなったり、など)、すぐとり崩せるようなものがベストです。

 

「あと半年経過しないと現金が引き出せない」ような保険商品や「満期にならないと元本が大幅に目減りする」仕組債は適していません。その観点から放置で運用できて、いつでも下せるロボアドバイザーがおすすめです^^

非常の蓄えは「銀行の定期預金」「ロボアドバイザー」がおすすめ

 

ステップ2 投資資金の貯蓄

毎月もらうお給料や労働収入の中から、投資に回す資金を分離して貯めておきましょう。それを3ヶ月とか半年貯めておくのです。これは銀行の普通預金口座でいいですが、お給料の受け取り口座だと全部使ってしまうかもしれないので、投資資金を貯め、証券会社に送金する別の銀行口座をひとつ作っておくといいですね。つまり「資産運用専用の銀行口座」です。

 

これを自動送金や自動積立にしておけば、先取りしてお金が貯まっていくので、ステップ1の「非常時の蓄え定期預金」もこの口座がおすすめです。というのは、お給料の受け取り口座やクレジットカードの支払い口座に定期預金を作ると、普通預金残高がゼロになっても、お金を引き出すことができる(定期預金を担保に金利を払ってお金を借りる形になります)ので、全然「蓄え」にならないからです。

 

人によっては毎月の蓄えをいきなり投資に回す人もいると思います。これはこれでOKです。しかし給料が多くなく、毎月の余剰資金が少ない場合には、やはり一度にまとめた形で、3ヶ月なり半年なりのタームで投資した方が、証券会社に支払う「手数料」が節約できますし、また、相場の上げ下げによる感情のブレを抑えることができるので、おすすめです。

 

基本は長期投資なので、1ヶ月ごとに金融商品を買っても半年ごとに買っても、特別な相場の暴落時や暴騰時でない限り運用成績に大差はないはずです(毎月毎月金融商品を買い付けるのはけっこう面倒でしんどいのが現実です)。

投資資金を蓄える口座は、証券会社への送金のために登録した普通預金口座で。

 

ステップ3 金融商品を買う

株や投信、ETFなどの金融商品を定期的に買い付けます。この場合一番大切なのは、「無リスクの金融アセット」「リスクアセット」とを一定のバランス(パーセンテージ)に分けて同時に買い付けることです。

 

例えば「無リスクアセット」と言うのは、具体的には日本の国債や、銀行の定期預金、あるいはそれに類する日本円での元本が保証され、あるいは元本の変動がない金融資産のことです。一方の「リスクアセット」とは、株、投信、ETFなど価格が日々変動し、元本保証でない金融資産を指しています。

 

つまり、簡単に言えば、「定期預金」と「株」を組み合わせることで、相場の変動の影響を小さく抑え、しかし同時に儲けも得られる手法で、これをアセットアロケーション(資産配分)と言います。

>アセットアロケーションの説明(「投資は資産配分が9割」とは?)

 

おすすめの無リスクアセットとリスクアセットの比率

おすすめできる無リスクアセットとリスクアセットとの比率は、「自分の年齢パーセンテージが無リスク資産の比率」という経験則です。

たとえば、今あなたが30歳であったなら、「無リスクアセット30%、リスクアセット70%」、もし40歳なら、「無リスクアセット40%、リスクアセット60%」という具合です。

具体的には、もしあなたが30歳で、3ヶ月に一度30万円金融商品を買い付けるなら、「個人向け国債を9万円分、世界株のETFを21万円分」という具合です(30万円 X 30% = 9万円。30万円 X 70% = 21万円)。

この自分の年齢を元に比率を決めることは、自分の投資において取れるリスクが年齢とともに減っていくことを勘案したアイディアで、この比率は絶対的なものではありません(1歳年齢が増すごとに1%株の比率を減らしていく、というほどセンシティブではないです)。

 

無リスクアセットとして使えるのは、

1) 大手銀行の定期預金
2) 日本の個人向け国債(変動金利10年個人向け国債がおすすめ)
3) ネット証券などで現金のまま置いておく→自動的にMRF(マネーリザーブドファンド)として分別管理される仕組みを利用します
4) タンス預金や、銀行の貸金庫に現金で(おすすめしませんが)

などでしょうか?

いずれにしても、今の日本円は金利がほとんど付かないのでどれでも大差ないと思います(飲みに行く回数を減らしたり、どうでもいい嗜好品を減らしたり、キャバクラやホストクラブに行く回数を減らした方がお金が増えますよ 笑)

ひーこ
一方でリスクアセットとしては、さまざまな金融商品が考えられますが、この自分の取れるリスクを考えて選びましょう(後述します)。

 

ステップ4 コアサテライト運用しよう!

さて、この「自分の年齢分だけ、リスクアセットに投資する」場合、さらにその資産配分はどうすればいいのでしょうか? ここでは、「コアサテライト手法」と呼ばれる手法を断然おすすめしたいと思います。

>コアサテライト運用の詳しい話はこちら

 

コアサテライトとは、投資資産を「コア(主要部分)」と「サテライト(衛星)」に分けて、コアでリスクを抑えて安定的に運用、サテライトでリスクをより多く取って儲けを増やす手法です。

 

「コア」部分は、個別株ではなく、インデックス運用します。つまり株式市場全体を買うインデックス投信、ETFなどを使います。具体的には、「全世界の株式市場を丸ごと買ってしまうETFや投資信託」です。

このコアとして使える金融商品はたくさんあり、ここですべてを網羅できません。特に最近はETFでも投信でも手数料が非常に安く、長期投資い適したよい商品が目白押しです。良い時代になってきました (^^)

 

≪コアにおすすめの金融商品≫

・VT バンガードトータルワールドストックETF
・ACWI iシェアーズ MSCI オールカントリーワールドインデックス ETF

≪おすすめのアメリカ株のETF≫

・IVV iシェアーズ・コア S&P 500 ETF
・VOO バンガード・S&P500 ETF
・SPY SPDR S&P 500 ETF

インデックス投信としては、

4) インデックス投信なら、
ニッセイ外国株式インデックスファンド(投信ブロガーが選ぶFund of the Year 2016で1位獲得)

ポイントは、「理論的」には「全世界の株式市場に時価総額ウエイトで投資できる金融商品で、信託報酬の安いETFかインデックス投信」が正解となります。

しかし、日本で働き日本円に収入がリンクしている大半の読者の方の「ジャパンリスク」をヘッジするためには、「日本以外の全世界の株式市場に」投資する金融商品の方が都合がいいかもしれず、

また、もしみなさんが「パックス・アメリカーナ」を盲信するのであれば、アメリカの株式市場S&P500インデックスを模倣するファンドであるETFなどを買い付けるのも手だと思います。

 

などがその代表的なものでしょう。(注)「パックス・アメリカーナ」とは「アメリカ合衆国の支配による全世界の平和」みたいな意味で、要はアメリカの企業、資本市場、軍事力は世界最強で、当分その支配構造は崩れないだろう、という意味でここでは使っています。

 

ちなみに私は今、アップル(株式のティカーシンボルはAAPL)のマックを、グーグル(GOOG)の携帯電話を使いネット接続、スターバックス(SッッッッT)でショートラテを飲みながらこの原稿を書いています。あれ?みんなアメリカ企業ですね(苦笑)
>米国株の投資リスクは思い込み?!初心者におすすめな理由 

注意:日本株のインデックスをコア銘柄として買ってはいけません!
日本に住み、日本円で給料を受け取っている人の「ジャパンリスク」を軽減することが目的の一つだからです。

 

ステップ5 コアサテライトのサテライト運用

ここで問題となってくるのが、サテライト部分の運用です。コアサテライト運用では、コア銘柄として市場全体に投資するインデックスを買い、サテライトとして大きな儲けが期待できるがリスクも高い(損するかもしれない)金融商品への投資を勧めているので、サテライト部分は実は「正解がない」のです。

つまり、個々人の興味と得意分野、さらに市場の情勢によって、サテライトとして何に投資するべきか?が変わってくるわけです。

 

サテライトに向いている商品

1) 日本株の個別銘柄
2) アメリカ株の個別銘柄
3) 他の先進国、新興国の株
4) 各種アクティブ投信、ヘッジファンド
5) さまざまな金融デリバティブ

 

他の方法

1) FX
2) ビットコイン
3) 不動産投資(直接投資やREITなどの間接投資)
4) 金先物、穀物、などなどの商品

 

ここで、強調しておきたい大切なポイントがあります

・儲けを増やすためにはリスクを取らないといけない
・やみくもにリスクを取ると大損しかねない
・得意分野や習熟した分野でリスクを取ることによって競争優位性を高めることができる

ということです。
つまり、勝負は自分の得意分野でしょう!という実社会では至極あたりまえのことです。練習すればするほど上達する、経験を積めば積むほど熟達する、勉強すればするほど理解が深まり他の投資家との差別要因になり、勝つ可能性が高まるからです。

おすすめしたいことは、サテライトは経験を積めば積むほど上達できる分野、つまり、個別の日本株であれ外国株であれ(あるいはFXでもビットコインでも)、自分にとってフィット感が良く、興味が持て、勉強しやすい分野がいいですね。

一般的には日本株の個別銘柄が、もっとも適当かな?と思いますが、いかがでしょうか?ある人はそれならFXがいいや、とか今ならビットコインが断然値動きが良くて儲かるよ、となるかもしれません(得意分野は人それぞれなので、正解はありません)

ともかく、口座を開設して投資生活を始めてみないと何も始まりません。まずは自分で何かを買ってみて、その値動きを観察してみましょう。基本は長期運用です。

では、ハッピー・インベストメント・ライフを!

 

株とか資産運用まとめ

・年齢と職業の安定度合いに応じた、
無リスク資産とリスク資産の配分を最初に決める

・無リスク資産は、
個人向け日本国債10年もの変動金利、定期預金、証券会社のMRF、など

・リスク資産は、
コアサテライト手法を応用し、コアとしては世界株式のインデックス投信、またはETF。または米国のS&P500インデックスと連動するETFか投信

・サテライトとして自分の得意な分野への投資、または興味がある分野への投資。たとえばビットコイン、FX、不動産投資(直接、または間接)、小型株、日本株全般、新興国株、債券、などなど。

労働報酬を毎月積み立て、四半期ごと、あるいは半年ごとに決まった配分でそれぞれの資産を買い付けましょう(`・ω・´)

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