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ネット証券とは?安全性は大丈夫?売買するときの注意点やコツ

こんにちは!
『お金が増える仕組み作り』実践中!FP投資家のひーこです(^^♪

株を始めるときに最低必要なものは、証券口座です。株は証券口座を通じて売買するため、これがないと始まりません。

証券口座の開設にあたって、野村証券やみずほ証券などの「総合証券会社」を使うか、SBI証券や楽天証券などの「ネット証券会社」を使うかで迷われる方もいると思います。

本ページでは、おすすすめのネット証券や、総合証券とネット証券の特徴と、どちらを選んだらよいか、そしてネット証券の注意点やコツをご説明します^^

総合証券とは?

総合証券会社とは、従来からある、実店舗の支店網が充実し、営業マンを通じて株の売買をする形態の証券会社を指します。たとえば野村証券、大和証券、みずほ証券などは総合証券です。

ネット証券とは?

これに対して、ネット証券会社とは、実店舗がなく、インターネット上でのみ株を売買できる証券会社のことを指します。SBI証券、楽天証券、マネックス証券、カブドットコム証券などがその一例です。

総合証券もネットで売買できる仕組みとは?

しかし、今日、総合証券もネットでの株売買を行う環境が充実し、実はネット証券との区別がなくなりつつあるんです。つまり「ネット証券とは、ネットでしか株を売買できない証券会社」、「総合証券とは、営業マンを通じても、ネットでも株の売買が可能な証券会社」と言えます。

となると、どちらでも売買ができる総合証券会社を選んだ方が得なんじゃない?って思いますよね?実は、そうではないんです。

ネット証券のメリット。ネットが有利な理由とは?


証券口座を開設する場合、ネット証券での口座開設をおすすめします。ほとんどの場合、ネット証券の方が株取引を始めるために、有利なことが多いんです。

株取引の手数料は、ネット証券の方が安い

株の売買をする場合、手数料を証券会社に払わなくてはいけません。証券会社のビジネスは手数料収入で成り立っているからです。

この手数料は現在自由化され、ネット証券も総合証券も以前と比較してかなり安くなっています。それでも手数料は株取引でも、投信でも、そしてETFでも、ネット証券の方が、人間(営業マン)が介在していない分だけ、安いのです。

総合証券は手数料が高いカラクリ

逆に言えば、総合証券の手数料は、「営業マンのアドバイス料金が含まれている分だけネット証券よりも原理的に高くならざるを得ない」わけなんです。

では、その営業マンが具体的に投資家の利益につながるアドバイスをしてくれるのでしょうか? 答えは、YESでもあり、NOでもあります。

投資のトレンドやアイディアを与えてくれる、という意味ではYESですが、証券会社の営業マンは、株式売買のプロではあっても、資産運用のプロではありません。

要はどの株が上がるか下がるかは、彼らにもほとんどわからない、のが実態です。

その意味で、営業マンの言うがままに株や投信を売買していると、売買の度に手数料を取られるので、投資資金がどんどん減ってしまいかねません。

「証券会社の営業マンが、どの株が儲かるかが事前に分かっていれば、彼ら彼女らは営業マンをやらず、自ら株を買っているはず」。結論としては、「営業マンは不要なので、ネット証券の方が資産運用には有利」となります。

ネット証券の方が、株式売買委託手数料が安い

ネット証券の手数料をここで比べてみましょう。手数料率は、単純に売買の何パーセント、と決まっているわけではないので、絶対的にココが安い、という基準はありません。

例えば取引回数が多い場合の割引があるとか、ラップ口座(売買の度に手数料がかからず、代わりに資産残高に応じた手数料を取られる仕組み)にすると、売買手数料がかからない、などです。

主要証券会社の手数料(一取引当たり・税抜き・単位:円)

順位証券会社売買金額
10万円まで
50万円
まで
100万円
まで
NISA
購入
NISA
売却
単純平均
手売買金額
1むさし証券75円175円320円75円75円144円
2ライブスター証券80円180円340円80円80円152円
3GMOくりっく証券88円241円435円0円0円152.8円
4SBI証券90円250円487円0円0円179.6円
5楽天証券139円272円487円0円0円165.4円
6岡三オンライン証券99円350円600円99円99円249.4円
7カブドットコム証券90円250円990円0円90円284円
8マネックス証券90円250円487円0円0円310円
9SMBC日興証券125円400円800円125円125円 315円

(注)単純平均手数料でランキング。
標準的な手数料を掲示してあります。取引条件によってランキングは異なることもあり得ます。

取引ツールや情報ツールは、ネット証券の方が豊富

株のトレードは言ってみれば、情報戦です。株価はさまざまな経済ニュースや経済指標の発表で動きます。

ですので、その情報をどう仕入れて分析するかがとても大切なのです。また売買を効率的にするツールも欠かせません。

たとえば、いくらで株の買い注文を出したらいいのかがわかる「板情報」があると、とても便利です。

営業マンがいる総合証券の場合は、その営業マンに聞けばある程度教えてくれるものですが、彼らがすべてを掌握しているわけではなく、また投資家のためにそのような情報を提供してくれるとは限りません。

いま世界で何が起こっていて、それが経済的にどのような意味を持っているかが解説されている専門的な経済ニュースがあるととても便利ですよね。

会社四季報もネット証券なら無料

ネット証券では、投資家のそのような便宜を図るために、多種多様な情報ツールを用意しています。

口座を持っていないとそのような分析ツールや経済ニュース配信は有料であることが多いのですが、口座を開設すると「無料で」使えることが大半です。

人によっては、株を売買しないけれど、情報分析のためだけに、口座開設を申し込む人もいるくらいなんです。

→ もともと有料で提供されている情報ツール、経済ニュースでも、ネット証券の口座を開設すると無料で使える(預かり資産残高に応じた制限がある場合があります)。ちなみに、株の売買でバイブル的な「会社四季報」も、以下の証券口座では無料でネット版が提供されています。

無料で提供されている会社四季報

また、日経会社情報や、日経の記事検索ができる日経テレコンは、丸三証券に口座開設すればで無料提供されています。

ネット証券での株売買の注意点とは?

ネット証券では、株を選んで売り買いするのはすべて自己責任です。間違って違った株を買ってしまったり、株数の入力を誤って、100株買うつもりが1000株買ってしまったりしても、それを取り消すことはできません。

したがって、注意するべき点は、クリックや勘違いによるミスをどう防ぐかにあります。営業マンに電話で買い注文や売り注文を出す形式の総合証券では、このようなミスはあまり発生しないものです。

①誤ったクリックを避けるために、タッチスクリーンのスマホではなく、パソコンで売買した方がいい。大画面の方が人間の勘違いによるミスを防ぎやすい。

②売り買いは慎重に。会社の昼休みとか短い休憩時間での時間に制限のあるあわてた売買は、ネット証券ではおすすめできない。

③コンピューターウイルスの感染によるネット証券口座の不正な乗っ取りを防ぐために、セキュリティソフト(アンチウイルスソフト)はきちんとインストールする。

また閲覧しただけでウイルス感染する怪しいサイトもあるので注意。怪しげなスパムメールを開かない慎重さも必要。

ネット証券で株を売買するときの注意点やコツ まとめ

証券口座を開設する場合、営業マンのいる総合証券よりも、インターネットでトレードが完結するネット証券がおすすめな理由は、

1)売買の手数料がネット証券の方が安い
2)情報ツール、取引ツールがネット証券の方が豊富
3)営業マンに言われるままに売買していると手数料ばかり取られ、儲かるのは証券会社だけ、という結果におちいりがち

クリックだけで売買が完結するネット証券では、慎重な操作が不可欠。コンピューターセキュリティ対策も万全に行いましょう^^

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