海外ETF

初心者必見!海外ETFおすすめ銘柄まとめ

米国株ETFは低リスクで株を運用できるので初心者には、とてもおすすめできます。とっておきの「負けない株を始める」ために、まず最初に買うべき銘柄と、ETFの投資方法を説明します。

ETFは、「リーマン級の暴落が来ても負けない究極のおすすめ」でもあります。それは、『ETFと呼ばれる投資商品を使い、世界の株をいっぺんに買ってしまう』という手法だからです。

これだけでリスクの少ない負けない株式投資が始められます。まずはETFで投資のベースを作りましょう。とりあえず、1と2だけでしばらく様子を見る、という手法でもOKです。これで地盤を固めながら、個別銘柄で攻めの投資が出来ます。

≪負けない投資戦略のステップ≫

①ETFを買えるネット証券に口座を開く
②まずETFを買い、株式投資の土台を作る
③あとは勉強しながら、個別銘柄を継ぎ足していく

究極のおすすめ株 海外ETFとは?

ETFとは、日経225とかダウ30種とか、S&P500など株式市場のインデックスを株にしたもので、証券市場に上場、時々刻々売買され、値付けが行われています。言ってみれば、「日経平均(日経225)の株」なんです。

つまりETFって投信と同じなの?と思うかもしれませんが、少し違います。投資信託(投信)は、いろいろな株や債券をひとまとめにしたファンドです。ETFとは、そのファンドを株のように証券市場に上場させ、頻繁な売買ができるように流動性を高めた投資商品なんです。

このETF (Exchange Traded Fund = 証券取引所で取引されるファンド)は、現在様々な資産運用会社が企画、商品化しており、株と同じように多くの種類があります。そのなかで、世界の株式市場に投資する商品で代表的なものいくつかが、株の初心者にもベテランにもおすすめです。

海外ETFが効率が良く安定してる

具体的には、世界の株式市場全体に投資するETFが海外市場に上場されています。東証にも同じようなものがあります。ETFの特徴は、運用報酬が投信と比較して極めて安いものが多く、投資効率がよい、ということです。

ETF=投資信託を証券取引所に上場させた「株」のような金融商品

イチオシの海外ETF銘柄一覧

全世界の
株式市場が投資対象

・VT バンガードトータルワールドストックETF
・ACWI iシェアーズ MSCI オールカントリーワールドインデックス ETF

先進国の株式市場
※日本を除く先進国

・TOK iシェアーズ MSCI コクサイ

アメリカ市場の大型株

・IVV iシェアーズ・コア S&P 500 ETF
・VOO バンガード・S&P500 ETF
・SPY SPDR S&P 500 ETF

全世界の株式市場が投資対象

このETFを買うと、
全世界の株式市場を丸ごと買えるという恩恵があります。

先進国の株式市場(日本を除く先進国)が投資対象

アメリカや欧州などの先進国の株式市場全体を買う効果があります。

アメリカ市場の大型株

アメリカの大企業に投資する代表的なETFです。(S&P500インデックスを模倣するETFは沢山あります。)

プロ推薦!米国株を取り扱いのおすすめ証券会社

マネックス証券

≪マネックス証券の特徴≫

・手数料が安い!
・品揃えがいい!
・投資情報も充実
・無料オンラインセミナーが充実

マネックス証券も手数料が安く、品揃えも良く、海外ETF、IPO株も扱っているバランスのいい証券会社です。マネックス証券が凄いのは、無料のオンラインセミナーの充実度です。米国株を勉強してしっかりと投資したい人は必見です。

楽天証券

≪楽天証券の特徴≫
・手数料が安い!
・品揃えがいい!
・投資情報も充実
・アプリ・ツールが使い易い
・売買で楽天ポイントが貯まる

品揃えはネット証券2番目に豊富です。楽天証券の最大の魅力は何といっても、楽天ポイントが貯まるところではないでしょうか。

手数料と品揃えは正直、楽天・SBI・マネックス証券であればそこまで違いはありませんが、楽天ポイントが貯まるのはここだけ。当サイトでおすすめしている海外ETFも取り扱うことができ、アプリのi speedは取引しやすく私もメインで使っています。

SBI証券

≪SBI証券≫
・手数料が安い!
・品揃えがいい!
・投資情報も充実
・使っている人が一番多い
・ネット証券国内最大手

株を始める時にSBI証券で始める人は多く、もっとも国内でシェアされている証券会社です。海外ETFも扱っていますし、IPO銘柄もあり、品揃えもNO1です。初心者が、長期間使い続けられる証券会社です。

証券会社によって、海外金融商品の品揃え・ツールの使い易さ・情報の提供の量・手数料すべて違ってきます。なので口座は一つではなく、複数開設しましょう

そして場合によって使い分けるのです。例えば、パソコンでもスマホでもチャートを見るのは楽天証券。実際に取引するのは、手数料の安いマネックス証券。マネックス証券にない株式をSBI証券で購入するなど、それぞれの証券会社の得意を上手に使うようにしましょう。

ネット証券は口座開設も無料ですし、管理維持手数料もずっと無料です。まずはおすすめの証券会社を3つ以上開設して、使い比べてみましょう^^

さらに儲けを狙う「コアサテライト投資」

ETFで安定的な投資の土台を作ったら、次にもう少しリスクは高いけどリターンを狙える投資も検討してみましょう。「コアサテライト投資」と呼ばれる手法を用います。

これは、コア銘柄として、上記などのインデックスファンド※を保有し、サテライト銘柄として、儲かりそうな個別株やその他の投資商品を買う手法です。

上記のおすすめETFは基本、海外市場(ニューヨーク市場など)に上場されているETFですが、東証上場のETFのなかにもほとんど同じようなものがあります。売買手数料や出来高を比較して、有利なものを買ってみてください。

(注:海外ETFを買う場合の手数料は比較的高いので、頻繁な売買には向きません。また東証に上場されているETFのなかには、時価総額が小さく大きな取引に向かないものもあります)

このコアサテライト戦略の利点は、とりあえずコア銘柄を抑え、株式市場全体のリスクを取れること(専門用語ではシステマティックリスク、あるいはベータと言います)、そして、個別に買う株を研究することで、自分の強みを生かした資産運用が可能である、ってことになります。

とはいえ、海外ETFにもリスクはある

[st-kaiwa2]もし世界が再びリーマンショックのようなダメージを受けて、金融市場全体が暴落したらどうするのよ? このETFは下がらない?[/st-kaiwa2]

いえ、同じように暴落します。
でもポイントはそこじゃないんです。例えば、東日本大震災の時の原発事故で、東京電力が大きなダメージを負いましたよね。

東電株はもともとは国債と同じで絶対に潰れない会社だし、安定的に配当金を出しているし、最も安全な投資先、と考えられていた株でした。

しかし、この原発事故で、東電は途方もない巨額の賠償責任を負うことになり、暴落しました。震災前までは3000円くらいの株価(地相場)だった東電は、今や500円をうろうろするようになり、未だに株価は回復していません。

原子炉の廃棄で将来もっと大きな負債を負い、東電は潰れたり、企業自体が解体されるかもしれません。

地震の前まで、「絶対潰れない独占企業」の代表の東京電力もこんなありさまなんです。東芝も日本を代表する企業です。

しかし経営陣が主導した粉飾決算と、さらに原子力発電事業の投資で巨額の損失が明らかになり、株価は暴落し、もしかすると上場廃止に追い込まれるかもしれません。

企業の株は、その企業の生死と共にある

企業が回復不可能なダメージを受けると、同じように株も死んでしまうのです。それに対して、市場全体に投資するインデックスはどうでしょうか?

たとえば、米国の大企業500社で構成されるインデックスであるS&P500は、リーマンショックで、2007年10月の1562ポイントから約1年半で(2009年3月)半値以下の683ポイントまで暴落しました。( ̄◇ ̄;) ガーン

しかし、それをボトムに上げに転じ、4年後の2013年3月には元の1560ポイントまで回復、そして現在(2016年12月)は2269ポイントと、上昇しているのです。

リーマンショック前のピークである1562ポイントから今までで年率換算4.2%の平均上昇率がこの9年間のS&P500のパフォーマンス実績なのです。(計算式は ((2269/1562)^(1/9))-1=0.042

100年に一度と言われたリーマンショック。でもそれをモノともせず不死鳥のように蘇り上値を更新し続けているファンド。すごくないですか?

結局あなたがもしS&P500のインデックスを持っていて、リーマンショックに見舞われても、9年間何もせずに寝ていただけで、毎年4.2%ずつ儲かった計算です。(注:この数値は現地通貨、つまり米ドルベースです。

円ベースだと、この9年間の年平均上昇率は、3.3%まで落ちてしまいます。それでも、すごいパフォーマンスですよね)

3.11後、株価が戻らない東電

リーマンショック後、株価が回復したアメリカ株

リーマンショックでも復活した株式市場

地震や不祥事をきっかけに株としては死んでしまった巨大企業たち。それに対して市場全体を表すインデックスは結局反発、回復して上値を追う展開になる。この差は何なのでしょうか?

多くの大企業で構成されるインデックスは、経済全体を表しています。つまり、S&P500の場合、米国の大企業の利益全体、要するにアメリカ経済全体を反映しているんです。

リーマンショックが来ても、大地震が来ても、地域紛争が起こっても、人々は日々、ご飯を食べて、服を着て、電車に乗って通勤します。お昼にみんなでランチに行ったり、仕事が引けてから友達と飲みに行ったり、そして、夜はお風呂に入ったり、そんな日常ですよね。

経済危機が来たらご飯をまったく食べなくなる、とかトイレに行かずトイレットペーパーを使わなくなるとか、そんなことあり得ませんよね。そんな経済活動のすべてがインデックスに反映されるために、世界の人間が一瞬でいなくならない限り、インデックスはやがて復活するんです。

なのでとりあえずおすすめの海外ETFを購入して土台作ってから、株の本格的な勉強を開始しても遅くはありません。

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