IPO株(新規公開株)

ipo株のリスクとは?デメリットを理解して損しない方法

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株式投資の方法はいろいろありますが、最終目標は利益を得ることですよね。しかし、カンタンに利益を得られるのであれば、誰も苦労しないでしょう。プロのトレーダーや機関投資家を相手に戦うことは想像以上に厳しいです。

そんな中、投資初心者の人でも利益を得やすい方法に、IPO株投資があります。

IPO株とは、「新規公開株」や「新規上場株」などと呼ばれ、近年はアベノミクスや世界的好景気の恩恵で公募価格以上の初値になることも珍しくありません。つまり、IPO株さえ手に入れられれば「勝ち組」になれる可能性が高いでしょう。

そんな魅力たっぷりのIPO株について、あえてリスクやデメリットを踏まえて詳しく説明していきます。メリット以外を知ることで、損をしないように立ちまわれることもありますよ。

 

 

IPOのデメリット

IPOはメリットだけでなく、幾つかデメリットもあります。

IPOは抽選に受かる必要がある

IPO株は初値が高くなる可能性があり、投資家にとっては積極的に手に入れたい株式です。

しかし、誰でも手に入るのであればIPO株が値上がりするはずがありません。限られた抽選に受かった人のみがIPO株を手に入れることができます。

一般的に、IPO株は配分のある証券会社の抽選に受からなければなりません。また、証券会社によって配分される株数は異なり、主幹事証券が最も多くなります。さらにそこから数社の幹事証券で数十%前後の株数を割り振ることがポピュラーになっています。

つまり、主幹事証券や幹事証券になっていない証券会社の口座を所有していたところで、IPO株を手に入れることは絶対に不可能。

そして、たとえIPO株の配分がある証券会社の顧客だったとしても、抽選に受かる必要があります。中には、大口顧客や一部の顧客にしかIPOを配っていない証券会社もあり、顧客でも抽選を受ける機会すら与えられない可能性もありますね。

以上のように、IPO株を手にするハードルは、市場の株式に比べてとても高いということです。

 

IPOは毎日抽選しているわけではない

IPOは新規公開株ですから株式市場に上場しない会社がなければIPOの抽選すらありません。

年間に株式市場に上場する会社は変動しますが、おおよそ50社~100社程度です。このうち自身の口座を開設している証券会社が主幹事証券や幹事証券になり、さらにIPOの抽選に受かることはかなり厳しい数字になるでしょう。

IPOの当選確率は公表されていません。まったく受からないと嘆いている人もいますし、逆に何度も当選したと自慢している人もいます。もちろん各社IPOの抽選方式は異なりますが、基本的に当選は厳しいと考えておくべきでしょう。

 

IPOの抽選に応募すると資金が拘束される

ここまでの説明で、すべてのIPOの抽選を受ければ当選する可能性はあるのでは、と考えた人もいらっしゃるかもしれませんね。たしかにすべての証券会社の口座を開設して、抽選に参加できるすべてのIPOに応募すれば当選確率は高くなるでしょう。

しかし、IPOは申し込み期間(通称:ブックビルディング期間)または抽選時に公募価格に相当した資金(前受金)が証券会社の口座に入金していないと、IPO抽選に参加できません。そして、当落の判定日までその公募価格相当の資金が拘束されてしまいます。

どれだけでも入金できる資金を持っている人であれば問題ありませんが、株式の公募価格である数万円から数十万円以上の資金を複数の証券会社に預けられる人は少ないでしょう。

 

しかも拘束されているあいだはその資金で株式投資ができませんので、機会損失に感じてしまう人も多いのではないでしょうか。

ただ例外的に「ライブスター証券」や「岡三オンライン証券」は、証券口座に資金がなくてもIPO抽選を受けられます。こういった証券会社は資金拘束や機会損失のデメリットを解消することができるでしょう。

とはいえ、同じような考えの人はたくさんいますので、結果的にライバルは多くなってしまうかもしれませんね……。

 

IPO株投資のリスクとは

上記に説明してきたIPOのデメリットの項目では、抽選が厳しかったり面倒だったりする点について解説してきました。この項目では、IPO株投資のリスクについて説明していきます。

おそらく多くの人は、「IPO株は抽選にさえ受かれば利益になりやすい。少なからずとも損になることはないだろう」と思っているのではないでしょうか。

その考えすべては間違っていませんが、IPO株投資でもリスクはあるんです。

以下にIPO株投資のリスクについて挙げておきましょう。

  • 公募価格より初値が下回る可能性がある
  • 株式市場上場後の値動きが激しくなりやすい

この2つのリスクについてそれぞれ解説していきますね。

 

公募価格より初値が下回る可能性がある

IPO株は公募価格より上昇することが多い傾向ですが、かならず上昇するわけではありません。

たとえば、人気のないIPO株であれば、投資家は興味を示さない可能性が高いでしょう。すると株式市場に上場した途端に売りが殺到して初値が下回るかもしれません。

また、株式市場の地合いが悪いときに上場した場合でも初値が下回ることがあります。

日経平均株価等が上昇している局面で人気のあるIPO株であれば、株式市場初日に初値がつかないくらい高騰することもありますが、逆のケースでは悲惨だということですね。

せっかくIPOの厳しい抽選に当選しても初値が下回れば儲かるどころか損をしてしまいます。

IPO株投資は投資初心者の人でも利益を得やすいですが、ある程度は株式市場の地合いや人気について事前に調べておくことは大事でしょう。たとえば、アナリストレポートや利益を上げている投資家のブログ等を参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

株式市場上場後の値動きが激しくなりやすい

IPO株は、抽選に当選した人だけでなく投資家の多くが注目しています。そのため多くの投資家が売買に参加する傾向にあり、結果的に値動きが激しくなりやすいです。

値動きが激しいの意味は、決して上昇するばかりではありません。

上下に激しく値動きをしやすいので、初値で公募価格を上回って安心していると、あっという間に公募価格を下回ってしまうケースもあるでしょう。

IPOに当選した株式を長期的に保有し続けておくことは決して悪いことではありませんが、IPO株投資では初値で売却する手段が常套手段です。

よく「IPO株投資で儲けている」といった人は、初値売却を徹底している可能性が高いですね。

 

 

IPO株投資のデメリットやリスクを今一度考えてみて

以上に説明してきましたように、IPO株投資はメリットだけでなくデメリットやリスクについても理解しておくことが大事でしょう。

それでは、以下にIPO株投資のメリットとデメリットやリスクをまとめておきますね。

IPO株投資のメリット

  • 公募価格以上の初値がつきやすい
  • 投資初心者でも利益を得やすい

IPO株投資のデメリットやリスク

  • IPOの抽選に当選する確率はかなり低い
  • 多くの証券会社では抽選に参加すると資金が拘束されてしまう
  • 公募価格以上の初値が絶対につくわけではない

今回はIPO株投資の厳しい側面を中心に伝えてきましたが、魅力のある投資方法なのは言うまでもありません。このページで説明してきたデメリットやリスクをよく理解したうえで、IPO株投資を始めてみてはいかがでしょうか。

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