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当サイトのテーマは「負けない株」で、そのために「投資の初心者はどうやって株投資のリスクを下げ、長期的に儲けを増やせばいいのか」を指南することでした。
その観点から米国株への投資がとても有利だと我々は考え、米国株インデックス投資、くりっく株365などに注目しています。
今回は、米国株に焦点を当て、そのリスクを考えてみました。
もくじ
米国株の投資リスクは思い込み
株投資には様々なリスクがあります。しかしリスクを取ることが儲けの源泉なので、ポイントは、リスクを取らないことではなくて、リスクをどう管理するのか、取るべきリスクと取らない方がいいリスクをどう分けるのか、です。
普通、株って言うと誰もが思い浮かべるのが、「日本株」ですよね? 「株といえば日本株に決まっている。外国株ってそもそも買えるの?」って思う人もいます。
そして日本株でも何を買えばいいのか、とても迷う。ましてや外国株なんてムリ、って考えている投資初心者の方もいそうです。
実は、自国株(日本人なら日本株、アメリカ人ならアメリカ株(米国株))への過剰な偏好は、一般にとてもよく知られたバイアスなのです。これをホームバイアス(自国バイアス)と認知心理学では呼んでいます。
みなさんもこう考えますよね?
・アメリカのことなんてよく知らないし
・「ニューヨーク市場が暴落」ってよく見聞くよね 怖いわー
・日本株ならよく知っている製品やサービスを提供している会社の株が買えるよ。米国株はそもそもどんな銘柄があるの?
「外国なんてよく知らない」っていう先入観が、「暴落」ニュースがあるたびに不安を助長させたり、米国企業のサービスが目に入らないバイアスを生むことが知られているのです。
しかし実際、アメリカ企業の提供するサービスは日本にもありふれています。また東証も株価は急騰したり急落したりを繰り返し、米国株だけが「暗黒の月曜日(ブラックマンデー)」のような暴落をするわけではないのです。
米国株への投資は初心者でもリスクが小さい
投資のリスクは、株価の変動で測ることができることを前に説明しました。この株価変動は、株価変化の標準偏差で見ることができます。このデータは、データーを集める期間によって様々ですが、概ね日本株も米国株も約20%くらい、と大差はありません。
しかし、現実に直近の短期間で見ると、日本株が大きく上下に変動しているのに対して、米国株は比較的安定した動きをし、変動率が小さいことがわかります。
日本株の値動きが激しい(リスクが高い)のは、日本経済が少子高齢化と新興国の追い上げで、厳しい状況に置かれていることと無縁ではないと考えられます。
それに対してアメリカ企業は、アップル、アマゾン、グーグルなどの先進のIT企業に見るまでもなく活発な新陳代謝を繰り返し、衰退なんてどこ吹く風のように元気です。
また、コーポレイトガバナンス(企業統治)もアメリカ企業の方が一般的に優れており、それが株価の安定に寄与していると思われます。東芝、三菱自動車、神鋼など日本企業のお粗末なガバナンスには目も当てられません。
米国株への投資で、為替リスク(円高リスク)は小さい
もうひとつ投資家のみなさんが気にする米国株のリスクは「外国為替レートの変動」ではないでしょうか? 要するに円高ドル安になったら為替で損するよね、ってことですね。実は、この為替リスクは米国株(先進国株)の場合、比較的小さいことが理論的に示されています。
それってどういうこと?もし円高になったら大損だよね!って普通思いますよね。実は以下の2つの点で、この円高リスクは米国株投資で日本円ベースの株価に影響を与えないのです。
①為替レートの変動は株価の変動よりもずっと小さい
為替レートの変動は株価の変動よりもずっと小さいのが現実です。米国株の株価はドルベースで日々変動し、またドル円のレートも日々変動します。そして、ほとんどの場合、為替の変動は株価の変動よりもずっと小さいのです。
為替は1ドルが100円になったり110円になったり、さらに120円になったりしますが、あっという間に半分(この場合200円とか)や倍(50円)になったりしませんよね。しかし株価の場合短期間で大きく値が動きます。
つまり株価の変動(業績や需給で動きます)の方が為替レートの変動よりも大きいため、為替の影響は無視できるくらい相対的に小さくなるのです。一般に株価の変動は為替の変動の約2倍、と言われています。
②ドル安は輸出が活発になり、株価が高騰する
自国通貨が安くなると(ドル安)、自国の産業の輸出は活発になり儲かるので、株価が高騰します。これは日本株に当てはめるとわかりやすいかと思います。
日本株は円安になると高騰する傾向にあります。これは自国通貨(日本円)が安くなると国内のコストが低くなるので利益率が改善され、業績が上向くためです。これはアメリカ企業にも当てはまります。
米ドルが日本円に対して安くなる(円高になる)と、アメリカ企業の業績は上向くので、ドル建ての株価が上昇します。逆にドル安になるので、為替でやられます。このプラスとマイナスが相殺されるので、日本円ベースの株価には対して影響は出ないのです。
≪為替リスクで注意するべきこと≫ それはこの「為替リスクは大したことない」は、アメリカを始めとする「先進国」の「株」に言えることで、「新興国」の株や、株ではなく「債券」には当てはまらないことです。新興国の通貨は変動が非常に大きく、また債券の価格変動は為替レートのそれよりも小さく、したがって為替レートの影響を強く受けるのです。
結局、アメリカ企業は世界最強で投資初心者にとっても美味しい
アメリカ株っていうと具体的にはどんな銘柄があるのでしょうか?
≪上場している代表的なアメリカ株≫
アップル(iPhone)
アメリカン・エキスプレス(クレジットカード)
ボーイング(航空機)
ウォルト・ディズニー(娯楽)
IBM (コンピューター)
インテル(パソコンの 半導体)
ジョンソン・エンド・ジョンソン(コンタクトレンズ、バンドエイドなど医薬品)
コカ・コーラ (ドリンク)
マクドナルド(ハンバーガー外食)
スリーエム(ポストイット)
マイクロソフト(ワードやエクセル、ウィンドウズ)
ナイキ(スポーツシューズ)
プロクター・アンド・ギャンブル (衛生用品)
アマゾン(ネット通販、書籍)
グーグル(インターネット)
AIG(保険)
フェースブック(SNS)
なんかこれを見ると、日本株よりもずっと我々の日常に深く浸透している製品やサービスが多くありませんか?
そうです。実はアメリカ企業は世界中でサービスを展開し、新興国でさえも普及している企業が多いのが特徴です。
こんな有名な企業のオーナー(株主)になることは、実はとても簡単です。
米国株は投資初心者にもおすすめな投資信託
米国株を買うために我々が特別することはありません。
1)米国株を取り扱っているネット証券に口座を開く
2)証券口座に日本円で入金してそれをドルに変換
3)銘柄を選んで買い注文
これだけです。
米国株を扱っている投資証券会社
米国株を幅広く扱っているネット証券は、実は多くありません(というよりかなり少ないです)。代表的な3社は、マネックス証券、SBI証券、楽天証券で、口座開設のおすすめネット証券となります。
ウェブセミナーの質が良く、情報源として活用したいのが、マネックス証券です。また、楽天証券とSBI証券は米国株ETFの扱いが非常に多いので、これもおすすめとなります。
プロ推薦!米国株を取り扱いのおすすめ証券会社
マネックス証券
≪マネックス証券の特徴≫
・手数料が安い!
・品揃えがいい!
・投資情報も充実
・無料オンラインセミナーが充実
マネックス証券も手数料が安く、品揃えも良く、海外ETF、IPO株も扱っているバランスのいい証券会社です。マネックス証券が凄いのは、無料のオンラインセミナーの充実度です。米国株を勉強してしっかりと投資したい人は必見です。
楽天証券
≪楽天証券の特徴≫
・手数料が安い!
・品揃えがいい!
・投資情報も充実
・アプリ・ツールが使い易い
・売買で楽天ポイントが貯まる
品揃えはネット証券2番目に豊富です。楽天証券の最大の魅力は何といっても、楽天ポイントが貯まるところではないでしょうか。
手数料と品揃えは正直、楽天・SBI・マネックス証券であればそこまで違いはありませんが、楽天ポイントが貯まるのはここだけ。当サイトでおすすめしている海外ETFも取り扱うことができ、アプリのi speedは取引しやすく私もメインで使っています。
SBI証券
≪SBI証券≫
・手数料が安い!
・品揃えがいい!
・投資情報も充実
・使っている人が一番多い
・ネット証券国内最大手
株を始める時にSBI証券で始める人は多く、もっとも国内でシェアされている証券会社です。海外ETFも扱っていますし、IPO銘柄もあり、品揃えもNO1です。初心者が、長期間使い続けられる証券会社です。
≪上手に株を買うコツ≫
証券会社によって、海外金融商品の品揃え・ツールの使い易さ・情報の提供の量・手数料すべて違ってきます。なので口座は一つではなく、複数開設しましょう。
そして場合によって使い分けるのです。例えば、パソコンでもスマホでもチャートを見るのは楽天証券。実際に取引するのは、手数料の安いマネックス証券。マネックス証券にない株式をSBI証券で購入するなど、それぞれの証券会社の得意を上手に使うようにしましょう。
ネット証券は口座開設も無料ですし、管理維持手数料もずっと無料です。まずはおすすめの証券会社を3つ以上開設して、使い比べてみましょう^^
米国株の取引で注意する事
注意したいのは、ネット証券の口座開設で「外国株口座を開く」申し込みも同時に(ネット証券によっては後日)することです。また、買い付けはドルベースになるので、ドルの用立てが必要ですが、口座に日本円で送金し、それをドルに換えることが簡単にできます。
銘柄は日本株では4桁の「銘柄コード」で特定されますが、米国株は「ティカーシンボル」(あるいは単に「ティカー」)と呼ばれるアルファベット1文字から数文字で表されることを覚えておいてください。
たとえば、AT&Tのティカーは「T」。IBMは「IBM」。マイクロソフトは「MSFT」、アップルは「AAPL」などです。企業名の略の場合もあるし、そうでない場合もあります。
米国株は「単元株」制度がない!
もうひとつ米国株で嬉しいことがあります。それは日本株のような「単元株」制度がないことです。日本株は単元株と言って、100株とか1000株単位でないと売買ができません。
米国株は1株から買うことができますので、iPhoneのユーザーはアップル株(AAPL)を1株、今なら約160ドルなので、1万8000円くらいでアップルのオーナーになれちゃいますよ(2017年10月現在)。これってIPhoneより安いですね(笑)
アップルの株は、iPhoneよりも安い!
米国株の投資は初心者におすすめな理由 まとめ
米国株投資の考え方は、
・日本株よりもリスク(株価のブレ)が小さい
・為替の変動(円高リスク)はほぼ無視できる
・世界で活躍している企業に投資できる
・米国株を買うためのネット証券は、マネックス証券、SBI証券、楽天証券の3社が代表的
です。
そしてメリットがあってもやっぱりどの銘柄がいいかわからない。
という場合は、個別銘柄でよりも市場全体を買うETFがおすすめです。
こちらに一押しの銘柄をまとめているのでぜひ参考にしてみてください。
初心者必見!海外ETFのイチオシ銘柄>
とはいえまずは口座開設しなくては投資もできません。まとめて開設しておくと後で楽ちんなので、まずはサクッと手続きしておいてくださいね^^
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