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株式投資は、短期投資や中長期投資あるいは株主優待目当てなど目的はさまざま。
唯一共通している点は「損はしたくない。資産を増やしたい」という気持ちですね。しかし、投資は利益になることも損失をだすこともあります。したがって、利益をだしやすかったり損失を減らしやすかったりする方法はあるのでしょうか。
IPO投資という方法は、その考えに近いかもしれません。このページでは、IPO株の当選確率を飛躍的に上げる方法について解説していきますね。
もくじ
まずは確認。IPO株とは?
IPOとは新規公開株のことで、近年はアベノミクスの恩恵もあり、高い確率で公募価格よりも上昇しています。ただし、IPOは抽選に当選しなければならず、その当選確率が厳しいというデメリットがあるんです。
IPO株の当選確率は3つの方法で飛躍的にアップ
近年はIPO投資に興味を持つ人が増えたこともあり、当選確率はとても厳しくなりました。しかし、以下の3つの方法を試すことで、普通に抽選を受けるよりも当選する確率は一気に上がります。
- 主幹事の確認
- 各証券会社の口座開設数の確認
- ネット申し込みと支店申し込みの利用
主幹事の確認
IPO投資を始めるときは、第一に主幹事を確認しなければなりません。
主幹事とは、IPOを行う会社に対して「株式の引き受け・販売」「公開準備の指導」「公開した審査」の3つを主にする証券会社のことを指します。
この主幹事は、決して対象のIPO株式のすべてを持つわけではありませんが、割合では最も多くを占めます。主幹事の下に幹事証券が数社並んでいく感じで、割合は各社異なります。
例として、以下の表を参考にしてみてください。
証券会社 | IPO株の割合 |
主幹事証券 | 85% |
幹事証券1 | 5% |
幹事証券2 | 3% |
幹事証券3 | 3% |
幹事証券4 | 2% |
幹事証券5 | 1% |
幹事証券6 | 1% |
IPO投資にあたって、主幹事証券を選ぶことが重要な理由は一目瞭然ですね。
IPO株の割合の多い主幹事証券であれば当選する確率は高くなりますが、上記の表の幹事証券5や幹事証券6ではたった1%の抽選を争うことになります。
したがって、IPO投資では主幹事証券の証券口座を開設して抽選を受けることが最重要。ただし、証券会社によって抽選方式が異なったり、すべての証券会社の口座を開設したりすることは難しいでしょう。
あとの項目でIPO投資で注目の証券会社を紹介しますので、参考にしてくださいね。
各証券会社の口座開設数の確認
主幹事証券の次に確認することは、各証券会社の口座開設数です。口座開設数が多いということは、IPO株を狙っているライバルは多くなりますね。
たとえば、野村証券・大和証券などは大手証券会社で、口座開設数は多いです。一方、準大手証券会社や中堅証券会社は、大手証券会社と比較すると口座開設数はガクンと減ります。
以下に一例として口座開設数の表を示しておきましょう。
証券会社 | 口座開設数 |
野村証券 | 約450万 |
SBI証券 | 約350万 |
大和証券 | 約310万 |
岡三オンライン証券 | 約13万 |
東洋証券 | 約4万 |
ここでは一部の証券会社の口座開設数を示しましたが、大手証券会社は圧倒的な口座開設数を誇っていることがわかりますね。主幹事証券や割合の多い幹事証券は大手証券会社になることが多いですが、かならずしもというわけではありません。
たとえば、岡三オンライン証券や東洋証券が主幹事証券になっているときは、口座開設数のみに限定して言えばIPO抽選に当選する確率は上がるでしょう。
ネット申し込みと支店申し込みの利用
IPO抽選の申し込みは、各支店(店舗)とインターネット取引口座の両方があります。
片方しか受け付けしていない場合もありますが、最近の多くの人はインターネット取引口座でIPO抽選に申し込みしているのではないでしょうか。
特に、SBI証券やマネックス証券といったネット専門の証券会社のみでIPO抽選を受けている人も多いはずです。支店申し込みとインターネット申し込みでは、IPOの配分割合が異なります。
結論として、インターネット申し込みのIPO配分割合は約10%~15%。つまり、支店申し込みのほうが配分割合は非常に大きく占めていることを意味します。
インターネット申し込みはクリックだけで申し込める利便性がありますが、本気でIPO抽選に当選したいのであれば、支店申し込みも検討するべきでしょう。
割合配分が約85%~90%を占める支店申し込みと約10%~15%しかないインターネット申し込み、どちらがIPOに当選する確率が高いのかはすぐにわかりますね。
証券会社を選ぶ
日本の証券会社はすべて合わせて236社あります。
大手証券会社の野村證券や大和証券は知名度が高いですし、テレビコマーシャルでも頻繁に見かけるのではないでしょうか。また、ネット証券のSBI証券や楽天証券、GMOクリック証券なども知っている人は多いかもしれませんね。
一方、アーク証券などは聞いたことがない人も多いのではないでしょうか。
とにかく日本の証券会社は有名所から無名所までありますが、現実的にIPOの抽選に申し込みできる証券会社は非常に少ないです。前回の項目で口座開設数が少ないところが穴場といった風に記しましたが、そもそもIPO抽選に参加できなければ意味がありません。
大手証券会社の野村証券やみずほ証券は主幹事実績も幹事実績も高く、ネット証券のSBI証券は主幹事実績は上記2社に劣りますが幹事実績は引けを取りません。
また、松井証券やカブドットコム証券などは幹事実績はありますが、主幹事実績が乏しいという点に着目するとIPO抽選に当選する確率は減ってしまうでしょう。
証券会社のIPO抽選方式の違いについて
各証券会社はIPO抽選方式が異なります。
一部の大口顧客を優先的にIPOを配分している証券会社もあれば、株式取引実績や支払い手数料によって抽選確率や抽選回数が異なる証券会社だったり、完全平等抽選だったりとさまざま。
IPO抽選のために口座を開設しておきたいオススメの証券会社を以下に記しておきます。もちろんIPO実績のあるすべての証券会社の口座を開設することが最も確率は高くなりますが、IPO抽選申込の際に資金拘束があったり、口座開設が面倒だったりしますので、以下に絞りました。
IPO株の当選率を上げる厳選 証券口座
マネックス証券
マネックス証券のIPO抽選は、完全に平等抽選。資金の少ない人でも資金の多い人でも、あるいは売買実績の大小も関係ありません。
正直のところ主幹事実績や幹事実績の優れた証券会社ではありませんが、完全に平等抽選を行ってくれる証券会社は少ないので、口座開設をしておくべきでしょう。
SBI証券
ネット証券の中では、SBI証券は主幹事実績も幹事実績も優れています。
そのぶん口座開設数も多くIPO抽選のライバルは多くなりますが、割合の70%は完全に平等抽選ですから不公平感はありません。
また、割合の30%は「IPOチャレンジポイントによる配分」で、これはIPOチャレンジポイントを上から多く使用した人につれて配分していく方式です。このIPOチャレンジポイントは抽選に落選するとかならず1pt付与され、落選してもお得感があるシステムですね。
岡三オンライン証券
IPO株を語る時に絶対外せないのが、岡三オンライン証券。何といっても前金なしで申し込みが出来るので、資金なしでもとりあえず申し込んでおくという事が可能。毎回全部に申し込んでおけばいいので、おのずと当選確率も上がりますね。申し込み・購入手数料も無料なところも魅了。
大和証券
大和証券は大手証券会社で、主幹事実績も幹事実績も優れています。
また、店頭取引のコンサルティングコースとインターネット取引のダイレクトコースがあり、両方でIPO抽選に申し込めます。また、大和証券は他の大手証券会社と比較してインターネット取引に対する配分が15%(他社は10%等)で、少し多いですね。
両方の抽選に参加できるメリットがありますので、口座を開設しておくべきでしょう。
IPO抽選の確率を飛躍的に上げる方法まとめ
以上に説明してきましたように、IPO抽選に当選しやすくする方法はありました。このページのテクニックを以下にまとめておきますね。
- 主幹事証券や幹事証券の割合に注目する
- IPO申込者を口座開設数から考える
- 証券会社の抽選システムについて気をつける
このような点について考えたうえでIPO投資に参加してみてくださいね。また、IPO投資は独自の手法を構築して利益を上げている方もいらっしゃるので、自身で手法を考えるのも面白いですね^^
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