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株式投資は、長期投資と短期売買どっちがおすすめ?

株には、「トレーディング」とか「デイトレ」と称して、毎日株式市場を睨んでいるデイトレーダーがいますよね。

本サイトは「負けない株の始め方」を指南しているので、負ける可能性が高くなる短期投資よりも、負けない確率が高くなる長期投資をおすすめします。

 

長期投資がおすすめな理由

「会社の利益を反映するのが株」、と前に書きました。

そして、株式会社は、利益を追求する組織です。なので、株価は長期では上昇する可能性が高い、というのが、株で負けないための基本原則になります。

また、株式市場全体を丸ごと買ってしまうインデックス投資(投信やETF)では、経済全体は長期的に拡大するはずなので、インデックス※は長期では上昇しやすいと考えられています。

経済は、人口の増加と技術進歩により、長期的に右肩上がりで拡大するはずです。なので、その恩恵を長期投資では受けられます。

また、毎日会社に行って仕事をする 身であれば、デイトレなんて不可能ですよね? スマホで仕事時間中に株を頻繁にやっていたら、会社クビになってしまいます。

何よりも、時々刻々動く株式市場を常にウォッチしていたら、ほんと疲れて、そのうち株が嫌になってしまうと思いますよ。

株式投資はずっとこれから何十年もやり続けるのに、これでは無理です。

・株価を短期で動かす要因→思惑、需給、突発的なニュース
→予測できない→短期売買はルーレット

・株価を長期で動かす要因
→会社のビジネスモデルとか利益→予測しやすい→長期投資はスキル(磨ける)

短期のトレーディングって、ずっと続けるのがとても難しいんです。長期の投資家になることを真におすすめしたいです。

>インデックスとパッシブ運用とはなにか?

リスクとリターン

株の儲けは、リスクを取ることで生まれる、と説明しました。リスクとは、株価が上下に変動することです。専門用語ではボラティリティーと言われます。

しかし積極的にリスクを取ろうとすると、儲かる可能性と同時に損する可能性も抱えてしまいます。これでは何のために株をやっているのかわかりませんよね。

儲かる可能性 = 損する可能性

じゃ困ります。長期的に株をやっても、これじゃ結局儲かったり、損したりで、結局プラマイゼロになってしまいそうです。

儲かる可能性 < 損する可能性

なんて、絶対イヤです。でも、これって実は多くの株式投資家が陥っている状況ですよね(苦笑)

儲かる可能性 = 100% 損する可能性 = 0%

これは定期預金の場合で、その利益は年当たり0.01%であることは前に述べました。しょぼ過ぎて面白くも何ともありません。

つまり、損する可能性を減らせば減らすほど、儲からなくなってくるんです。

儲かる可能性 > 損する可能性
こうあって欲しいものです。

 

でも、そんなことって可能なんでしょうか?

実は株式市場の平均の利益は、長期的に見れば、プラス5%くらいなんです。これはエクイティリスクプレミアムと呼ばれます。

「株に投資した場合、国債よりもどのくらい儲かるのか?」の数字で、「国債よりも5%くらい儲かる」、という意味です。

>株式投資でどのくらい儲けられるものなのか?

「長期的には、株は必ず儲かる」んですよ、実は。

しかし、もっと儲けようとしたら、大きなリスクを取る必要があります。

たとえば、トヨタのような安定した会社よりも、上場したばかりの小さなIT企業の方が利益成長が大きいのは直感的に分かりますよね。

そして、同時に、大企業が倒産することは滅多にありませんが、小さな会社ほど不景気になると倒産したりします。

・もっと儲けたい=大きなリスクを取ればいい=大損する可能性も同時に高くなってしまう。

・あまり損したくない=リスクを小さくする=大きくは儲けられない

これが神様が決めた投資の基本法則なんです。

ハイリスク・ハイリターン
ミドルリスク・ミドルリターン
ローリスク・ローリターン

ですね。

では、ローリスク・ハイリターンは可能か?

実は、それはある程度可能です。

言ってみれば、ローリスク・ミドルリターンです。

しかし、多くの投資家は、欲に負けて(スケベ心といいます・笑)ハイリスクを取りに行き、大負けして、結局ハイリスク・ローリターンになっていますよね(苦笑)。

「株は怖い」「大損する」という株に対する先入観はそこから来ていそうです。

 

リスクを小さく、リターンを高める方法

①短期売買ではなく、長期投資に徹する
②一つや二つの株だけではなく、多くの株を買い、ポートフォリオを作る
③インデックス投資を中心にする
④株式・ETFの売買手数料、投信、管理報酬を可能な限り抑える
⑤その会社をよく研究し、よく知らない会社の株は避ける

ともかく、大きく儲けようとギラギラのスケベ心を出せば出すほど、人間は欲に翻弄され、ロクなことにならないのは、株でも男女関係でも一緒なんです。

あ、オトコを年収とか、出身大学や勤務先のブランドで選んじゃダメですよ(笑)

キャバ嬢を、ミニスカの短さとか胸の谷間の開き具合とか、まつ毛エクステの長さで選ぶのは、大やけどの元です(反省)。

リスクをどうやってコントロールするのか?

株式投資の場合、高いリターン(利益)を求めると、必然的に高いリスクを取らなくてはいけません。

リスクとリターンはコインの裏と表の関係だからです。では、どうやってリスクをコントロールすればいいのでしょうか?

その答えはとてもシンプルです。それは、沢山の銘柄を同時に買って、リスク分散を図ります。「ひとつのカゴに卵を盛ってはいけない」という分散投資理論です。

多くの株を買い、それを管理する手法を「ポートフォリオ※を組む」と呼んでいます。

ここで、分散投資には鉄則があります。それは、これから儲かりそうな会社の株をやみくもに多く買っても、リスクは減らないかもしれない、ないということです。

たとえば、、、

これから円安ドル高になりそうだ、と予想したとします。この場合、輸出企業が儲かるはずだ、と考えて、自動車とかエレクトロニクスとかの輸出比率の高い会社の株をいくつか買いますよね?

トヨタ、ホンダ、ソニー、キヤノン。クルマが大好きな人や、エレクトロニクス工作が趣味の人もこんなポートフォリオになってしまいそうです。このポートフォリオでリスク分散ができているのでしょうか?答えはNOです。

みんな輸出企業なので、予想が外れ円高になると、同時に株価が下落しかねません。円高にとても弱い、リスクの高い株式ポートフォリオになってしまっています。

ではどうするか? それは、各株式どうしの相関を考えるんです。つまり、円高で儲かる会社(輸入企業)と円安で儲かる会社(輸出企業)を同時に買うとか、景気に左右される会社(シクリカル銘柄)と、景気循環に左右されない銘柄(薬品などのノンシクリカル銘柄)を同時に買うとかします。ともかく、一方の株価が上昇すると一方が下落する銘柄を同時にポートフォリオに入れれば、リスクは小さくなります。

 

それでは、利益も同時に小さくなるんじゃないの?

実は、分散投資の旨味は、リスクは小さくなるけど、リターンはそこまで小さくはならない、というものなんです。

きちんとリスク分散の計られたポートフォリオを組むと、まさに「リターンはそこそこ大きくて、リスクは小さい」株式投資ができます。

ちなみにこの理論を唱えたマーコウィッツ先生は1990年にノーベル経済学賞を取りました。

>分散投資の話し

株でリスクを取る=怖い
大損しかねない=リスクを取らないで株を始めたい=ムリ

これは原理的に不可能なことなの分かりますよね?
リスクを取ることが利益の源泉なのです。

だから、リスクを取らない株 = 儲けはゼロ 
( ̄◇ ̄;) ガーン これじゃなんのために株始めるのか分かりません。

つまり、どういうリスクを取るのか? どういうリスクは避けたほうがいいのか、それを勉強しましょう!ってことです。

 

長期投資と短期売買どっちがおすすめ?まとめ

負ける可能性が高くなる短期投資よりも、負けない確率が高くなる長期投資をおすすめ!

株はギャンブルではなく、一種のスキルで、きちんと正しい勉強をすれば、株は怖くないものなんです。

このサイトでは、そのようなスキルを易しく解説することを目標にしました。特に心理戦はとても大切です。

人間は恐怖に駆られたり、リスクを感じると典型的な行動パターンを示すことが、認知心理学で解明されています。そこもじっくりこれから易しく解説しますね (^^) /★

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