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株を始めるときに、必要な準備や手続きは?

株式投資を始めようと思ったらまず何を準備すればいいのでしょうか? 証券会社に口座を開く手続きとは簡単なのでしょうか? そのあたりをやさしくご説明します^^

株を始めるときに必要な準備

銀行にお小遣いを貯金したり、給与振込のためには、銀行に預金口座を開く必要がありますよね。

株もそれと同じで、株を売買しようと思ったら、証券会社に証券口座を開く必要があります。証券口座以外に特に必要な準備や手続きはないので、早速証券口座の準備をしていきましょう。

≪ネット証券のススメ≫

株を始めるための証券会社は、ネット証券が便利です。

ネット証券のメリットは、手数料が安い、取扱い金融商品が豊富、ネット上で売買が完結できる、営業マンからの売り込み電話や勧誘がない、投資情報がネット上で得られるので便利などなど。

従来型の店舗を備えた総合証券を上回ります。

≪おすすめ証券会社≫
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ネット証券で口座開設手続きの手順と流れ

ネット証券に口座を開くためには、その証券会社のサイトに行き、口座開設の申し込みボタンを押し、必要な情報を入力します。

申し込みはネットで行う場合と、必要書類を郵送してもらい行う場合の2通りから選べるのが一般的です。

簡便なのはネットでの入力ですが、一部の書類に不備のある場合(本人確認書類など)は、郵送のみとなってしまうこともあります。

郵送の場合でもネット証券の口座開設サイトに行き、名前や住所を入力し、口座開設の申込書を請求します。

必要な情報と書類

ウェブ上で入力する情報は、名前、生年月日、住所、電話番号、eメールアドレス、居住国、特定口座開設、NISA申込み、その他などです(証券会社によって若干フォーマットは異なりますが、概ね違いはありません)。

また、別途用意する書類に、本人確認書類とマイナンバーがあります。この書類も画像をアップして送ることが可能です(一部制限がある場合もあります)。そして数日から1週間程度で、ネット証券からIDとパスワードが郵送されてきます。

指定された銀行口座に投資資金を入金して、あとはどの株を買うかを決めて、ネットから買い注文を発注するだけです。クレジットカードの申し込みのような審査があり、口座開設ができない、ということは普通はないはずです。

 

必要な本人確認書類とマイナンバー

近年のテロや資金洗浄(マネーロンダリング)を防止するために、金融取引における本人確認が非常に厳しくなっています。

ネット証券での株取引を始めるためにも、口座開設のために提出しなくてはいけない本人確認書類(身分証、IDカード)の要件が厳しくなっています。一般に1枚で事足りる本人確認書類には以下のものがありますが、証券会社によって若干規定が異なります。

・運転免許証で、住所欄が現住所と一致しているもの
・日本国旅券で、本人所持欄に漢字で氏名、現住所の記載がある
・マイナンバーカードで住所欄が現住所と一致しているもの
・外国籍の方は、在留カード

 

確認書類の注意点

いずれもポイントは、写真付きの身分証で、現住所と記載住所の一致が要件です。

もし、上記のものを持っていなく、健康保険証のみの場合は、住民票の写しなど他の書類も一緒に提出しなくてはいけません(ネット証券によって若干規定が異なりますが)。

免許証で現住所が違う場合も同様です。ただ、証券会社によっては健康保険証のみも認めてくれる場合もあるようです。

証券会社によってどの書類を本人確認証として認めるかが異なっています。詳しくは開設するネット証券の指示に従ってくださいね。

たとえばカブドットコム証券では、パスポートの本人署名欄は、漢字でないとそれが「本人確認書類」として使えないようです。

また、マイナンバーの提出も必要です。これはマイナンバー通知カードのコピーを送る場合と、マイナンバーカードのコピーを送る場合の2通りがあります。

簡単に画像を携帯カメラで撮って送れる場合と、コピーを郵送しなくてはいけない場合が、ネット証券によって決まっているので、それぞれの指示に従ってください。

 

手続きで必要な特定口座とは?

口座開設の時に入力しなくてはいけない情報に、特定口座を選ぶかどうか?という選択肢があります。

詳しく言うと口座開設にあたって、

1)特定口座・源泉徴収あり
2)特定口座・源泉徴収なし
3)一般口座(特定口座を申し込まない)

の3つのなかからひとつを選ばなくてはいけないのです。この特定口座とはどのようなものなのでしょうか?

特定口座とは、年間取引書を作成してくれるサービス

株の利益(譲渡益)には税金がかかります。また配当金にも課税されます。その税率は両方とも20.315%です。

通常は年末の確定申告で利益を計算し、納税しなくてはいけません。売買が頻繁な場合、結構面倒ですよね?その煩雑さを解消してくれる便利な口座が「特定口座」なのです。

一般口座を選ぶと自分で計算し、確定申告が必要です。「特定口座」とは証券会社が投資家に代わって年間取引書を作成してくれるサービスです。また、「特定口座・源泉徴収あり」では確定申告そのものも不要です。

 

「特定口座・源泉徴収あり」のメリット

①証券会社が利益にかかる税金を計算し、代わりに支払ってくれるので、投資家は面倒な確定申告をしなくてすむ。②主婦、学生などで親の扶養に入っている場合、株の利益が20万円を超えても扶養を外れない。

 

「特定口座・源泉徴収あり」のデメリット

①納税がその年度で完結してしまうので、損失が来年度に繰り越せない。証券会社が勝手に利益を計算し、源泉してしまうので、次年度に損失が繰越せません。通常だと3年間の繰越が可能です。もし特定口座・源泉徴収あり」を選択して、大きな損失を出した場合、確定申告をすることでこの繰越が可能になります。

②所得が20万円以下でも税金を払わなくてはいけない。給与所得以外の雑所得は20万円以下は無税です。しかし「特定口座・源泉徴収あり」を選択すると課税されてしまいます。

③税金が取引の度に徴収される。これは頻繁にトレードするデイトレで投資資金が少なくなってしまう原因にもなります。確定申告で納税する場合、3月15日まで投資資金はそのままなので、資金を有効に使えます。特定口座はとりあえず「特定口座・源泉徴収あり」を選ぶのが便利ですが、上記のようなデメリットもあります。

 

NISA口座とは?

口座開設でNISAを選ぶか選ばないかも迷いますよね。NISAとは投資金額120万円までの投資で発生した売買益や配当金、分配金に対する税金が無税になる制度です。

これは特に少額での株取引で積極活用したい制度ですが、口座申し込み時点ではNISAを早まって選ばないことをおすすめしたいです。

なぜならNISA口座は1人1つしか持てず、その変更も1年に1回しかできない決まりがあるからです。

証券口座は使ってみて、自分にとって使いやすいネット証券をひとつ決めて、そのメイン口座でNISAを申し込みましょう(少額投資の場合)。

もちろん年間の投資資金が120万円を超える場合は、そもそもNISAのメリットがないので申し込みは不要です。
>NISA口座に関してくわしくはこちら

 

株を始めるときに必要な準備や手続き まとめ

証券口座開設の手続きは、ネットから申し込むだけで簡単です。クレジットカードのような書類審査も普通ないです。

確定申告が不要の「特定口座・源泉徴収あり」がおすすめですが、デメリットもあるので損得をよく考えて申し込みましょう。

このサイトでは株の始め方について詳しくお話ししています。株で失敗しない為にも、ぜひ参考にしてみてくださいね^^

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