ソーシャルレンディング業者のクラウドクレジットは、メディア露出等も多く比較的知名度の高い会社。新興国を基本に海外ファンド特化型の業者で、日本国内では珍しいタイプです。
あの伊藤忠商事株式会社がクラウドクレジットの株を数多く所有し、資本業務提携を行っている実績は、投資家に安心感を与えてくれますね。
ソーシャルレンディング業者は、利回りや利便性等調べる部分は多くありますが、今回は特徴や評判(口コミ)まで徹底検証しました。
クラウドクレジットの口座を開設する予定の人も予定のない人も、わかりやすく丁寧に説明していきますので、最後まで読んで参考にしてくださいね^^
もくじ
クラウドクレジットの特徴とは?
クラウドクレジットは、南米・欧州・アフリカといった新興国を取り扱うソーシャルレンディング業者で、他社と投資先が違うところが特徴です。
中でもマイクロファイナンスのファンド等で社会貢献できる点は、クラウドクレジット以外のソーシャルレンディング業者ではありません。
他にも、クラウドクレジットは以下のような特徴がありますね。
- 外貨建て投資可能
- 為替ヘッジに対応したファンド
- 少額投資に対応
- 大手企業の株主構成
- 貸金業登録はしていない
- 高利回り
- 手数料
それでは、上記の特徴について詳しく解説していきましょう。
外貨建て投資可能
クラウドクレジットは、国内業者でただ一社の外貨建てができます。
- 円建て
- ドル建て
- ユーロ建て
- ルーブル建て
日本の業者は海外ファンドに投資ができても円建てが基本ですが、クラウドクレジットは外貨建てで為替の差を利用できます。為替の差まで考えることは難しく感じるかもしれませんが、外国為替証拠金取引や外貨預金等の投資を行っている人は、投資方法の選択肢が増えますね。
為替ヘッジに対応したファンド
海外の投資商品に投資するときは、為替リスクが発生します。
為替の変動幅は、場合によっては予定利回りよりも大きく変動してしまうことがあります。つまり、実際は利益を得ることができていても、為替の変動によって利息や元本に損失を与えることがあるんです。
この点はデメリットで、投資経験の未熟な人はややこしく感じるでしょう。
しかし、クラウドクレジットは為替ヘッジ対応のファンドがあります。もちろん為替ヘッジのコストを負担してくれるぶん、期待利回りは通常よりも低く設定していることが基本。ただし、10%超の期待利回りのファンドも時々あり、注目はしておくべきですね。
少額投資に対応
海外の貸付債権は、これまで個人の資金で参加することは厳しく、興味はあっても実際は投資が不可能でした。しかし、クラウドクレジットによって個人でも投資ができるようになりました。
新興国は発展途上国ですから、先進国に比べてリスクがあるぶんリターンも多くあります。
個人でその真偽を見極めることは難しいですが、クラウドクレジットが審査してくれていますから、比較的リスクを排除して個人が投資しやすいですね。
大手企業の株主構成
ソーシャルレンディング業者の信頼感を知る方法のひとつに、株主構成や資本業務提携の企業を調べる方法があります。
クラウドクレジットでは、以下のような大手企業が株主として名を連ねていますので、信頼度や安心感は抜群に高いでしょう。
- 伊藤忠商事株式会社
- マネックスベンチャーズ株式会社
- 株式会社GCIキャピタル
- フェムトグロースキャピタル有限責任事業組合
おそらく企業について詳しくない人でも、伊藤忠商事株式会社の社名は耳にしたことがあるでしょう。こういった大手企業が株主になっているクラウドクレジットは、投資経験のない人でも安心できますね。
貸金業登録はしていない
ソーシャルレンディング業者は、基本的に貸金業登録を行って経営を行っていますが、クラウドクレジットは貸金業登録はしていません。
大丈夫なの、と思ってしまいますよね^^;
でも、クラウドクレジットが貸金業登録を行っていない理由があるんです。
実は、クラウドクレジットは海外の子会社に貸付をして、その子会社が各国の企業に融資を行っています。関連会社同士で資金を貸し借りすることは、決して貸金業にあたることはありません。
したがって、貸金業登録は不要なんですね。
しかもその子会社はエストニア等に設立していて、この地域はタックスヘイブンとして有名。投資利益に所得税や法人税が発生せず、投資のしやすい場所ということですね。
高利回り
クラウドクレジットの平均利回りは、10%以上という高利回りです。
たとえば、新興国のカメルーンやペルーは日本に比べて上限金利が高く設定しているため、高利回りを期待できるんですね。
このように、クラウドクレジットはハイリターンを狙えるんです。
ただし、新興国は政治情勢リスクは付き物ですし、社会インフラはまだまだ未熟でしょう。未熟だからこそ発展のためのニーズがあるわけですが、上記のような懸念点についてはよく考えておきましょう。
手数料
クラウドクレジットは手数料が発生する部分があります。口座開設や口座維持に手数料はかかりませんが、他の部分に注目しましょう。
- 入金手数料=各銀行の振込手数料
- ファンド運用手数料=出資した金額の1%~2%
- 取引手数料(売買手数料)=無料
- ファンド解約解除手数料=出資した金額の5.4%
- 払い戻し手数料=月1回無料/月2回以降は756円
入金手数料は各銀行の設定する金額によりますが、一部の銀行では月○○回は手数料無料といったサービスを提供していることもありますので、そういった銀行を使えばお得ですね。
また、ファンド運用手数料は出資するファンドによって手数料が異なるため、事前に確認しておきましょう。
クラウドクレジットでは、期待利回りはファンド運用手数料を差し引いて計算してくれていますので、そういった部分は気にする必要がありません。
クラウドクレジットの評判や口コミで多い内容
クラウドクレジットの評判や口コミは、いろいろなサイトで見つけられますが、大手掲示板の2chなども確認してみました。
2chの内容は真偽不明の部分もありますが、率直な感想も少なくありませんので、投資の参考にすることは間違っていないでしょう。
クラウドクレジットの評判や口コミでは、以下のような内容を確認できました。
- 高利回りを期待できる
- 伊藤忠商事株式会社と資本業務提携をしている
- ブログやセミナーが多い
- 分散投資ができる
- 返済遅延のリスクがある
- 貸し倒れ(元本割れ)はなし
- キャンペーン
すでにクラウドクレジットの特徴で述べた部分もありますね。
上記の評判や口コミの中で気になる点は、「返済遅延のリスク」と「貸し倒れはなし」ですね。
貸し倒れのない点は嬉しいですが、返済遅延は気になるでしょう。
高利回りの案件は、返済遅延に注意!
実際に、クラウドクレジットは返済遅延が起きており、回収状況が悪化しているものもあります。欧州3ヵ国個人向けローン・ファンド(ハイイールド型)は、厳しい状況に陥りました。
とはいえ、クラウドクレジットでは、長期延滞を継続している債務者に法的措置を取るなどして対応してくれています。
ハイイールド型のように高利回りの案件は、返済遅延といったリスクを含んでいることがありますので、よく考えて投資しましょう。
ただし、クラウドクレジットの個人向けローンは、複数の債務者に分散した融資を行っているため、リスクは分散しています。
クラウドクレジットは、時々プレゼントキャンペーンやキャッシュバックキャンペーンを実施しています。
当該期間中に投資した金額等でキャンペーンに参加できますので、こまめにチェックして開催期間中は参加するとお得ですよ!
クラウドクレジットの確定申告
クラウドクレジットは、確定申告する際は「雑所得」に該当します。
雑所得は、給与所得者は20万円超の利益、その他の人は38万円超の利益で確定申告の義務が発生します。
損失になった場合や上記に示した金額を超えない場合は、確定申告の必要はありません。毎年1月末にクラウドクレジット発行の「支払調書」などを活用して確定申告に備えることが大事でしょう。
【まとめ】クラウドクレジットを調べた結果
以上に説明してきましたようにクラウドクレジットは、安心して投資ができるソーシャルレンディング業者です。最後にクラウドクレジットの投資に向いている人と、向いていない人について紹介しておきましょう。
クラウドクレジットに向いている人
- 大手企業が資本業務提携している業者を利用したい
- 海外投資を行いたい
- ハイリターンを得たい
- セミナー等に参加したい
クラウドクレジットに向いていない人
- ハイリスクは怖い
- 海外投資特有の為替変動などは考慮したくない
- 日本国内の企業に投資したい
海外投資をしてみたい人、ハイリターンを得たい人におすすめです。クラウドクレジットの特徴や評判をよく検討したうえで、自身に向いていると思った人は、投資してみるといいでしょう^^
初心者でもカンタン♪お金が増える仕組作り
投資の知識ゼロの人でも
手軽に始められる投資法をわかりやすく解説しています。
カンタンで手間もかからないので、
忙しい会社員やママさんでも大丈夫♫
実際にやってみて、
本当によかった投資を厳選して紹介しています(^^)
自動で積立できて、運用はロボットにお任せ!簡単なのに年利2%〜6%前後で運用できちゃうスグレモノです(^^)