最近注目を集めるソーシャルレンディング。業者も増えてきて、市場規模はますます拡大しています。
maneoはソーシャルレンディング最古参の企業で、案件の豊富さや資金規模まで業界トップ。しかし、トラブルは一切ないのでしょうか。
このページでは、maneoでトラブルが起きたときの対処法について徹底解説していきます。
もくじ
maneoで起きたトラブルとは?
実は、maneoは過去にトラブルを起こしたことがあり、それが原因で悪い噂が流れているんです。具体的にmaneoで起きたトラブルとは「貸し倒れ」でした。
しかし、maneoについて検索してみると、貸し倒れは一切ないという評価もよく目にするのではないでしょうか。どちらかがウソを言っているとしか思えませんよね。
実は、どちらも真実であってウソでもあります。
問題の発端は、個人向け融資
というのも、maneoはサービス開始当初「個人向けの融資」を取り扱っていました。この個人向け案件では実際に貸し倒れが頻繁に起きていたんですね。
つまり、maneoの検索では「貸し倒れの起きたソーシャルレンディング業者」という結果が表示されてしまいます。
しかし、2018年現在maneoは「個人向けの融資」は行っていません。すでにサービスは完全に終了していますので、個人向けの融資で貸し倒れが起こることはないですね。
現在は中小企業を対象にしたサービスのため、貸し倒れは起こらなくなったんです。
「中小企業向けの融資」で初めての貸し倒れ
ただし、2017年10月の「中小企業向けの融資」で初めて貸し倒れが起きてしまいました。
とはいえ、特にmaneoが批判を受けることはありませんでした。貸し倒れでソーシャルレンディングは危険だと広がらなかった理由は、「担保つきの案件」だったためです。
担保つき案件ということは、元本はすべて回収できたわけですね。
この経緯から逆に「maneoの担保つき案件は安心」というイメージを持たせることができましたので、今後もmaneoの利用者は増えていく可能性があるでしょう。
maneoで貸し倒れや延滞が発生したときの対処法
上記の項目では、maneoの暗い過去について触れました。
ソーシャルレンディング事業トップのmaneoでもトラブルは絶対に起きないことはないという証明になったのではないでしょうか。
過去は過去として、これからmaneoでソーシャルレンディングを始める人は、貸し倒れや延滞の対処法やリスクを軽減させる方法について知りたいですよね。投資にリスクはつきものでも、対処法について知っておけば最悪の事態は回避できるかもしれません。
それでは、最初にmaneoの保全について解説していきますね。
- 担保=不動産担保/譲渡担保/債券担保など
- 代表者保証
- 公正証書の契約
上記の保全についてそれぞれ説明していきましょう。
担保
担保の種類は、基本的に不動産担保/譲渡担保/債券担保の3種類があります。
一般的に多い担保は、不動産担保になるでしょう。延滞または貸し倒れが起きた場合、債務者所有の不動産を売却します。その売却した不動産を返済金に充当する仕組みですね。
譲渡担保とは、不動産の所有権を一時のあいだ融資先に譲渡する仕組み。maneoの場合は、資金を借りる事業者が保有する不動産の所有権をmaneoに預けます。
きちんと返済できれば不動産の所有権は資金を借りる事業者に戻りますが、返済不可に陥った場合は不動産の所有権はmaneoに渡すことになります。そして、投資家に資金を戻すといった形になるでしょう。
債権担保とは、売掛債権担保という風に呼ばれることもあります。資金を借りたい事業者が売掛金を担保にしてお金を借りる仕組み。maneoでは、売掛債権担保を行う事業者の経営状況や貸付金と同等の企業規模といった審査を行っています。
このようにmaneoの担保つき案件は、万が一の場合でも返金してくれる可能性が高いです。
問題点はmaneoの調査能力ですが、これまでの経緯では優れた調査能力を誇っているのではないでしょうか。今後はわかりませんが、現段階では認めることができますね。
代表者保証
この代表者保証とは、貸付先企業の代表者が保証人になります。貸し倒れや延滞が発生したときは、代表者の資金で返済します。
注意点は、maneoがどこまで代表者の資金を調べられるか不明という点でしょう。maneoの調査能力について信頼するか信頼しないか、投資家の考え次第ですね。
公正証書の契約
公正証書によって企業と契約を結ぶことで、maneoは裁判を起こす必要がありません。裁判を起こさずに強制的に資金を回収できるため、スムーズに資金回収ができるでしょう。
単に資金回収にすぐ進めるだけでなく、貸付先の企業は返済意識を強く持たされますので、結果的に貸し倒れや延滞のリスクを減らす効果が期待できますね。
この公正証書の契約でなければ、かならず裁判を起こす手間やそのあいだに貸付先の状況がさらなる悪化に陥ってしまう可能性があります。
maneoの投資でリスクを軽減するポイント
それでは、具体的にmaneoで投資する際にリスクを軽減させる方法を説明していきましょう。
ここでは、3つのポイントに分けて説明していきます。
- 担保や保証のある投資先を選択する
- 分散投資を心がける
- 運用期間が短期の投資先を選択する
担保や保証のある投資先を選択する
担保や保証または両方ついている案件を選択すれば、かなりのリスク軽減効果が期待できますmaneoでは、一覧の部分で担保と保証の有無を確認できますので、かならず確認してくださいね。
分散投資を心がける
これはmaneoだけでなくすべての投資で言えることですが、分散投資はとても大事です。
1か所に投資金のすべてを注力してしまうと、その1か所に問題が発生したとき、すべての投資金を失ってしまう可能性が高くなります。
一方、複数に分散投資しておけば、たとえそのうちの1か所で貸し倒れや延滞が発生しても、他の投資先で補填できるかもしれません。
運用期間が短期の投資先を選択する
maneoでは、3ヶ月~1年程度の案件を中心に用意しています。長期間の運用期間を設定している案件は、経営が悪化してしまう確率が高まりますね。
どのような業績が順調な企業でも半年先に突然悪化してしまうこともあるでしょう。
そういった意味では、短期間の運用期間を設定している案件のほうがリスクを減らせるはずです。また、案件だけでなくソーシャルレンディング会社自体がなんらかの理由で経営の悪化につながることもあり得ますので、この点を回避するためにも運用期間の短い案件を選択するようにしましょう。
maneoのトラブル対処法まとめ
ここまで説明してきましたようにmaneoはトラブルが一切起きないわけではありません。実際に貸し倒れは発生していますし、今後も延滞が起きることもあるでしょう。
しかし、ソーシャルレンディングは投資ですから、リターンもあればリスクがあることも承知しなければなりません。投資家の考えるべきことは、不安よりも投資リスクを軽減させる方法でしょう。
- 担保や保証ありの案件を選ぶ
- 分散投資にする
- 運用期間の短い案件を選ぶ
以上の3点は、maneoで投資するときに絶対意識するべきリスク軽減策です。
今後ソーシャルレンディングはますます活況していくと思いますが、リスクがあることは常に意識して、少しでもリスクを減らすように配慮して投資してくださいね。
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